巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

お金持ちになれる人は「損してトクをとる」?お金持ちにならなくても必見!(2)

 題の一部・本文は午堂 登紀雄(マネーガイド)氏によるものですが,「お金持ち」とは無関係な方にも必見と思いました。

 

<あるファストフードチェーンの「神対応」>

 また、以前、あるファストフードチェーンで、感動した対応がありました。テイクアウトで買って帰ったら、ポテトが入っていなかったので、買った店に電話をしました。すると電話の向こうからは、「本当ですか?」なんて疑うことなく、すかさず「申し訳ございませんでした」。そして「レシートがない」と言っても、「大丈夫です」と。

 その後、わざわざ自宅まで届けてくれたのです(もちろん、ウチがその店から歩いて5、6分だったから、という理由もあるとは思いますが)。さらにすごいのは、届けてくれたとき、次回から使える無料券をくれたという点です。

 こうなれば、入れ忘れに対して怒ったり不満に感じたりするどころか、「そこまでしてもらうとかえって申し訳ない」という気持ちになります。そして、次は必ずその無料券を持ってその店に行くし、同じファストフードを買うなら、その店に行こう、となります。

 その店にとっては、1枚の無料券で、私というリピーターを一人確保できたことになり、長期的にはもっと大きなメリットになるといえるでしょう。

 ここで学ぶべきは、店の売上を上げるには、どんな対応が重要かを考えて行動している、という点です。一時的な損や手間があったとしても、あるいは利益を逃したとしても、次につながるかどうか。

 

<一時的に稼ぐか、最終的に利益をとるか>

 たとえば、あるリフォーム業者。

 「あ~、ここも傷んじゃってますね。交換しないとダメですよ」

 顧客が詳しくないのをいいことに、修理しなくてよいところまであげてぼったくろうとする。一時的には稼げるかもしれませんが、客も遅かれ早かれ、「ここの修理は要らなかったんじゃないか」と気づくでしょう。

 最近ではネットに書き込まれ、あっという間に悪いウワサが拡散します。これでは、稼げないどころか、ろくろく商売を続けられなくなるリスクがあります。

 反対に、こんな業者もいます。

 「ここも古くなっていますが、まだ直さなくて大丈夫ですね。もし不具合が出ましたら、ご連絡ください」

 修理の必要がなければ、見積もりだけであっさりと帰る。その際に、名刺に携帯電話番号を書き込んで置いていき、1週間後と1カ月後に、「あれから何か、不具合はありませんか」とご機嫌伺いの電話を入れる。

 リフォーム屋なのに「修理は必要ない」と言われたら、「本当に顧客のためを思ってくれている」という良心を感じるでしょう。

 顧客には「いい業者さんね」と映り、次にまたリフォームをお願いするときには、その業者にしようと思うでしょう。そして周囲の人に「あの業者は親切でいい」と、ただで触れ回ってくれるかもしれません。

 わざわざ出向いて、見積もりだけして収入にならないのは動き損です。でも最終的には利益を取れる、という発想ができるかどうか。リピーターを獲得できる稼げる人とは、目先の利益や手間を捨てても、「何が重要か」にフォーカスするようです。

 

私見

 事例を読みながら,その店はどこか?教えて欲しいと思う方もいらっしゃるでしょう。また,そうしないとお金持ちになれないのだと思った方も……。

 私は,これまでそのような仕事をしてきただろうか?これから,そのような仕事をするには……。

 お金持ちになれるか否かより,仕事とはどのようなものかという問題を,改めて考えさせられました。

 教員だった頃,ある時期に教員という職業は,サービス業であるという結論に至りました。そこにこそ専門職的意義があると考えました。しかしながら,当時の同僚からはあまり賛同を得ることができませんでした。今なら,賛同なさる方が多数?かもしれません。

 そこで,私は顧客満足度(CS)に関する本を読み漁りました。そして,出会ったのがホテルオークラで活躍なさった橋本保雄氏の著書でした。当時の私には「バイブル」でした。示唆に富み,教員としての仕事にも一層魅力を覚えました。同時に仕事の限界も感じざるを得ませんでした。

 現在の仕事は,その性質上,リピーター様はいらっしゃらないのが通常です。しかしながら,数は少ないのですが,再度,別件等でお声を掛けて下さる方がいらっしゃるのは,そのおかげと自負しております。また,非常勤講師等のお話も稀にあります。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

お金持ちになれる人は「損してトクをとる」?お金持ちにならなくても必見!(1)

 題の一部・本文は午堂 登紀雄氏によるものですが,「お金持ち」とは無関係な方にも必見と思いました。

 

金持ちになれる人とは、目先の利益を捨てられる人?

 一時的な損や手間があったとしても、あるいは利益を逃したとしても、次につながるかどうか。リピーターを獲得するには、どんな対応が重要かを考えて行動している事例をご紹介します。

 

<何度も行きたくなるレストランとは、どんな店?>

 レストランで何度も行きたくなるのは、どういう店でしょうか。味が良いのは当然ですが、特にそこそこの値段の店であれば、やはり「誰かと一緒に酒食を共にする時間と空間が楽しい店」ということになるはずです。

 味が良い・高級感があるとはいっても、店員の態度が悪いとか、サービスに気が利かないという店に、特別な人を連れて行こうとは思わないでしょう。その積み重ねが結局は、繁盛する店と閉店に追い込まれる店を分かつ原因の一つとも言えます。

 チェーン店は顧客に均質なサービスを提供することがひとつの価値となりますが、独立系店の場合は、差別をしないことがむしろ「気が利かない」「特徴がない」という評価になりかねません。

 たとえば3人で行ったとき、「こちらの料理はわりと量が多いので、3人でしたら1つで十分ですよ。もし足りなければあとで追加していただいてもいいですし」とか、「別々にご注文いただいてシェアするのもお勧めですよ」とアドバイスしてくれたとしたら?

 こう言われれば、顧客の方も「自分たちを大事に扱ってくれている」と気分が良くなり、次にまた誰かを誘いたいなと感じる。

 私の経験ですが、あるイタリアンレストランに行ったときのことです。フルボトルのワインと値段の高いコース料理を注文したあと、私が店を出るときに、フロア長、料理長がそろって店の外まで見送りに来たことがあります。

 これはVIP扱いされて最後まで気分が良い反面、自分にとってもある種のプレッシャーになります。

 つまり、「こんなに良くしてもらったら、次も来ないわけにはいかないな」「わざわざ見送りされて頭まで下げられれば、次に来たときも安いワインを頼むわけにはいかないな」となるのです。かくして私は、その後も何回か、大切な人を招待する場として利用させてもらいました。

 外まで見送っても、わずか数歩、数十秒。この差が富をもたらしてくれることに気づくかどうか。いい意味で顧客を差別するのは、「特別感」を演出し、リピーターを獲得することにつながるのではないでしょうか。

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高齢夫婦の生活満足度,低い場合の解決策(若い方への応用も)

週刊ポスト2021年7月30日・8月6日号を使って考えます。

 以下,上記週刊誌の紙面は< >で,私見は≪ ≫で記述します。

<大阪・門真を拠点に活動する医師・辻川覚志氏(つじかわ耳鼻咽喉科院長)が,自身の診療所を訪れるなどした地域の60歳以上の男女1067人に健康意識や生活満足度に関するアンケート調査を行なった。その結果,60代から90代までのすべての年代において「独居」の人の生活満足度は,家族と「同居」する人のそれよりも高かった。>

≪生活満足度とは,主観的な要素が大きく,一概には言えないように考えますが,あまり堅苦しく考えずに……≫

<こうした結果が出たのはなぜか。調査を行なった辻川氏は「やはり,生活の自由度が高いという要因が大きいのではないか」と解説する。>

≪自由度。これも前述の生活満足度と同様に考えることにしましょう≫

<「ひとりで」の生活の満足度をより上げるためには工夫も必要だと辻川氏は指摘する。

「ひとつは毎日,“新しいこと”に頭を使うことです。いくら複雑なことをやっていても,人間の脳はよくできているので,同じことを繰り返していると頭を使っていないのと同じになる。それが続くと認知症につながるので,毎日に変化がつけられるように心懸けたい。また,前提として食事の準備など,自立して生活できる能力が重要になります」>

≪ちょっと疑問が……。「複雑なことをやっていても(中略)同じことを繰り返していると頭を使っていないのと同じ」とは,具体的にはどんな事例なのでしょうか?≫

<女性の平均寿命のほうが長いこともあってか,少なからぬ男性が「夫婦で先に逝くのは自分」と考えがちだが,そうとは限らない。65歳以上のひとり暮らしの世帯は女性が約400万人に対して,男性も約192万人を数える(令和3年版『高齢社会白書』)。>

≪男性は女性の約半分ですが,ここでの問題は数の多寡ではなく,「ひとり暮らし」そのもので,いかに生活するかです≫

<辻川氏は「これだけ長生きになってきたのだから,男性も最後はひとりになる覚悟と準備をしておいたほうがいいでしょう」と強調する。>

≪同感です≫

<つまり,「夫婦で」暮らしている時から,「ひとりで」の生活を想定するのが望ましいということだ。実は,それが夫婦ふたりでの生活を充実させることにもつながる。前述の辻川氏の調査によれば,独居などに比べて2人世帯の生活満足度は低い。>

≪私の知っている高齢者は逆のようですが……≫

<「ひとり暮らしの自由度が高いのに対して,夫婦2人の世帯は様々な面で制約があることが原因でしょう。夫も妻も,それぞれが自立して,自由に振る舞えることが,生活満足度向上のために重要です。とりわけ,夫が妻への依存度を下げることが問題の解決につながることが多い」(辻川氏)>

≪「夫が妻への依存度を下げる」という提案には,賛成です。ただし,単に自由の対義を制約と考えるのではなく,生活満足度が低くない夫婦は上手に役割分担すると同時に,相手方を欠くことができない存在として『思いやる』ことを実践しているように思います。それは高齢夫婦だけでなく,異なる生活をしてきてある日から生活を共にするようになった夫婦や,新たに家族がひとり増えた夫婦にも言えることではないでしょうか?≫

<夫の定年退職などで,夫婦で一緒に過ごす時間が増えたことが家庭不和の原因になることは少なくない。>

≪そのような夫婦は退職前から問題があったからで,けっして夫婦で一緒に過ごす時間が増えたことが原因ではありません。夫婦は男女(差別的にではなく)である前に,人間です。そして,人は人によって成長できるのです≫

 *週刊誌では,単身赴任の事例と男の側の「食の自立」を提案があり,<最後はひとりになる生活を前提に生きていくのがいいのではないか>という言葉で,結んでいます。

≪しかしながら,私は一人になったときに亡き人の存在の大きさを認められる人になりたいと思います≫

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個人事業主(実質一人会社の代取)になってはいけない人は!(3)

 株式会社クライス・アンド・カンパニー 代表取締役 丸山貴宏氏の主張に加除訂正したものです。

 <副業の増加で仕事の「単価」が下がるリスクも>

 以上に述べたように,個人事業主は高度な専門性の保持を大前提として,一つ一つの仕事をミッションコンプリートしながら営業活動を行い,自身のアップデートにも取り組まなければなりません。

これらができそうにない人は,独立など考えないほうがよい。「サラリーマンで働くのは窮屈だから」などといって,会社組織から逃げ出して個人事業主になる人もいますが,そんな姿勢では,うまくいかないのは当然です。世の中の一般レベルより責任感が強くない人でなければ,お客様を獲得できません。

 また,最近の動向で気を付けたほうがよいのが副業の増加です。本職があって,その傍らで新たな経験を積むために行うような副業は安値で受注する人がいるため,個人事業主にとっては競合が増えるというだけでなく,単価の水準を下げられてしまう恐れもあります。

 見方を変えると,個人事業主(一人会社)として独立を目指すのもよいですが,会社員のまま安定的に収入を得ながら副業を行い,経験の幅を広げたりスキルを磨いたりするほうがはるかによいかもしれません。

 最近は働き方もリモートワークの普及やジョブ型の導入などで,以前ほど会社に束縛されず自由度が高まる方向になっています。個人事業主(一人会社)になるという大きなリスクを取る前に,副業も含め,そうした制度の活用を考えてみるとよいと思います。

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個人事業主(実質一人会社の代取)になってはいけない人は!(2)

 株式会社クライス・アンド・カンパニー 代表取締役 丸山貴宏氏の主張に加除訂正したものです。

<独立し個人事業主(一人会社)になっても成功し続けるのが難しい理

由>

 なぜ,個人事業主(一人会社)として成功し続けるのは難しいのか。

 まず個人事業主(一人会社)になったら,自分で仕事を取ってこなければなりません。営業マインドを持ち,営業活動をできるのが最低条件で,「自分は職人タイプだから」と言っている方は,独立してはいけません。

 また,現時点で仕事のオファーが多数あったとしても,広義の営業活動を行う必要があります。なぜなら,将来の仕事が入ってこなくなるからです。いろいろなところへ顔を出し,ウィークタイズ(ゆるやかなつながり)を張り巡らせておくことが大事です。そうした活動にちゃんと時間とお金とエネルギーを費やせるかどうか。それができなければ先細ってしまうでしょう。

*実は,これがしんどい。「不自由」この上ない。

 並行して,自分自身の「アップデート」が欠かせません。VUCA(ブーカ/変動性,不確実性,複雑性,曖昧性の英単語の頭文字を取った略語)の時代と呼ばれる現在,世の中の動向を把握しながら,必要なスキルや能力を学習し,獲得していく必要性はますます高まっています。ちょっと前に通用したスキルや経験が,すぐ役に立たなくなってしまうことが常です。

*したがって,自己啓発・アップデートを継続する力が不可欠です。その力は自ら生み出さなければなりません。そして,その力を生み出すことができなければ,即,リングから退場することになります。

 その好例が採用業務です。人の集め方やコミュニケーションの仕方がSNS中心に移行し,採用手法がこの数年で劇的に変わったため,一昔前の採用コンサルタントが食べていくのは困難になっています。昔からいる採用コンサルタントで現在も活躍できているのは,新しい採用手法やコミュニケーション方法にアップデートできた人だけです。

 偶然,新しい方法を身に付けられるようなプロジェクトに携わっていればおのずとアップデートすることができますが,そうでない場合は自分で学びに行くしかないのが個人事業主(一人会社)です。誰も育ててはくれないし,教育的見地で仕事をさせてはくれません。

 したがって極端な話,料金は無料でいいから仲間の仕事を手伝って,自分のスキルをアップデートするようなことも場合によっては必要でしょう。

 もう一つ,独立の難しさで見落とされがちなのが,会社員時代よりも高いミッションコンプリート力が求められる点です。要するに,定められた締め切りまでに期待値以上のアウトプットを納品できるかどうか。最初に受注した仕事の成果が平凡だと,他の競合も検討対象になりますから,継続してオーダーをもらうのは難しくなります。

 継続的なオーダーになれば多少,質が低くても「今回は調子が悪かったのかな」で済みますが,やはり最初の仕事で感動レベルの仕事をしないと,「次もお願いします」とはなかなかなりません。事前の期待値以下は論外。期待値通りですら不十分といえます。

期待値を上回ってはじめて次のオーダーをもらえる

のですから,会社員時代とは比べ物にならない厳しさです。

 一人一人がプロ意識を持って仕事をし,プロフェッショナル同士の契約に基づいて事業を進めていくことには大賛成ですが,同時にそれは

非常に厳しい世界での戦いになる

ことは知っておくべきだと思います。

 

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

個人事業主(実質一人会社の代取)になってはいけない人は!(1)

 株式会社クライス・アンド・カンパニー 代表取締役 丸山貴宏氏の主張に加除訂正したものです。

 

個人事業主化の潮流も成長し続けられる人は限定的>

 まだ大きな潮流とはなっていませんが,社員を個人事業主化する制度を導入する企業が散見されるようになってきました。個人の側でも一つの会社で働くことにこだわらず,個人事業主(または一人会社)として独立する働き方に注目が集まるようになっています。

 会社を辞めて個人事業主(一人会社)として独立するメリットは,なんといっても

「自分で全て決められる」

ことでしょう。

 会社員時代には,上司によっては山のように仕事が……。それらの仕事は,あまり読まれもしない日報を書かなければならないとか,上司が情報を伝達するだけのミーティングに参加しなければならないなど,しようもないものも多かったことでしょう。

 一方,独立すると,そうした組織のため,上司のために仕事をしている時間から解放され,お客様のことだけを考えて,本質的な仕事に集中できます。自分でお客様を選べ,仕事をする時間と場所を選べ,住むところも選べます。非常に自由度が高くなります。

 しかしながら,そうしたメリットを享受できるのは成功した人に限られます。そして独立し個人事業主(一人会社)として成功し続けることは,非常にハードルが高いと言えます。独立して以降も活躍し続けている人は非常に限られていて,独立5年目くらいがピークであとは下り坂,という人が少なくありません。

個人事業主(一人会社)は「自由」でしょうか?(ある方の開業の準備段階から関わった経験より)

 自由度と資金力とは,反比例します。例えば,住むところを選べると言っても会社を辞めると,賃貸の場合には保証会社の審査がとおり難くなってしまいます。退職する前に賃貸借契約の締結が不可欠です。お客様を選べるというのは幻想に過ぎません。なぜなら,それが自己の収入に直結するからです。仕事をする時間・場所を選べるというのも同様,その理由も同様です。

 また,お客様のことだけを考えて仕事をする情熱がそれほど長く続くものでしょうか?

 お金のためなら,別でしょうが。

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お金がなくても幸せ? 70代夫婦の生活は様々な年代の方にも……

 こんな記事を読みましたので,概要をご紹介します。

夫婦

 現在,夫・妻ともに70代前半。県営住宅に居住。

 子どもの教育費に支出して,貯金は,約600万円。

現役時代は共働き,小さな会社に勤め,年金は二人合わせて(税金・健康保険料・介護保険料などが引かれて)手取21万円。

 年金が少ないことが解っていたので,65歳からはパートで働く。

 働き方

 60代には,夫は月・水・金,妻は火・木・金の週3日。

金曜日以外は,お休みの一方が家事と夕飯を担当。

 70代になってからは,週2日。

 60代でも70代でも,小旅行なら貯金に手をつけずに可能。

土曜日

 季節ごとに公園や庭園,美術館でデート。外食の日。

 次に出掛ける相談なども。

日曜日

 互いに好きなことをして過ごす。朝食・昼食は自分で準備して食べる。

結論

 仲良くと言ってもベッタリではなく,「つかず離れず」の関係が,(お金があってもなくても)楽しく暮らすコツか?

 現在70代の夫婦の生活を紹介しましたが,お互いの協力と工夫はどの年代の夫婦にも必要不可欠なのかもしれません。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

モデルナワクチン接種レポート

 以下は,個人のレポートですから,参考程度に。

 <第1回>

 第1日目。穿刺(せんし(注射針を刺す))時の痛みもなく,終了。その後も違和感もなし。

 翌日(第2日目),穿刺部位の周囲に鈍痛あり。触れると熱い。その状態が持続するも,動かそうとすると場合によって,かなりの痛みあり。

 翌々日(第3日目),鈍痛は違和感程度に。動かした場合の痛みも半減以下に。

 翌々々日(第4日目),違和感も,動かした場合の痛みもなくなった。ただし,触れただけでは何でもないが,押すと痛い。

 翌々々々日(第5日目),ゴルフに。通常通り,プレー。

 それ以降も,少しでも圧迫されると痛い状態が1週間余り続きました。

 

<第2回>

 *モデルナの2回目は,副反応が出るとの情報があったので,心配でした。そこで,

  2・3日は予定を入れずにいました。

 第1日目。穿刺時,前回と比べてちょっと痛みがあり,異物が注入されたという感覚もありました。しかしながら,前回と同様,当日には違和感もなし。

 翌日(第2日目),起床するとなんか変。まず,穿刺部位に痛みあり。それも前回より明らかに痛い。次に,少々だるい。熱が出るとの情報を思い出し,体温計で測ると37度。朝食後に解熱剤を服用。熱っぽく,だるさが続くので,横になっていました。いつの間にか眠ったようで,暑くて目が覚めました。汗を掻いていました。着替えをして,昼食を食べました。体温を測ると37.4度に。また,横になると眠ってしまったようです。目が覚めるとやはり熱っぽくだるい。シャワーを浴びて,夕食を食べようとしましたが,食欲もあまりなく,気のせいか味がしないような……,通常の半分程度しか食べませんでした。体温は38度に。びっくりして,また解熱剤を服用。すぐに眠りました。夜中に目が覚めて着替えをして,また眠りました。

 翌々日(第3日目),朝4時頃に目が覚めると,なんかスッキリ。体温も36.1度に。穿刺部位の痛みは,動かさなければ,軽い違和感程度。しかし,動かすと痛い場合あり。夜,違和感がある穿刺部位周辺(特に上部)を,保冷材を使って冷やしました。

 翌々々日(第4日目),通りに起床(いつもより早い5時頃)。穿刺部周辺にも違和感なし。本日より,通常通りに生活できそう。

 翌々々々日(第5日目),異状なく,通常の生活を……。

 <おまけ>

 昔,アスリート擬(もど)きだった私ですが,もし大会等が間近だった場合には,ワクチン接種は終了後を選択したと思いました。

 

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居酒屋の酒は誰のため?

*前提:原価や技術料等については扱いません。

 居酒屋では,緊急事態宣言が解除されて,短時間ですがお酒の提供ができるようになりました。お店の方も,お客の一人である私も喜ばしい限りです。

 しかしながら,なぜこんなにもビール等の「お酒」が話題になってしまったのか?

 私は,最も感染対策を実施しているのが居酒屋と思っていますが……,それにも拘わらず,時短要請の対象になり,そして,お酒の提供までができなくなってしまい,休業あるいは実質休業状態に。

 まず,居酒屋とは何なのかを考えてみましょう。お客の観点から考えると,酒とその肴(おつまみの意)を出す店と定義できるかもしれません。そうだとすれば,居酒屋においてそれらのどちらか一方が欠けると訪れる意義を見い出せないことになります。まさに,そういう状態が続きました。したがって,お客は来店しないのです。

 次に,居酒屋にとって酒とその肴(おつまみの意)は,どんなものか考えてみましょう。

 例えば,席に着いて「とりあえずビール」と言うと,お通しと一緒にすぐに人数分のビールがテーブルの上に並びます。おつまみの注文をすると,やや時間がかかります。混んでいるときにはなお更です。つまり,前者は手間暇のかからないものなのです。

 ところで,家飲みを経験なさった方に伺います。缶ビールと居酒屋のそれの値段はどうでしたか?いかに後者が高額かを思い知らされた方も多かったのではないでしょうか?

 それでもいいのです。

 家飲みとは異なる居酒屋のビールの味が忘れられず,つい足を運んでしまいます。 そうお思いの方は,私だけではないでしょう。

まとめ

 居酒屋にとってビール等のお酒は『稼ぎ頭』,居酒屋はお酒で成り立っていると言っても過言ではありません。感染対策に最も協力してきた?居酒屋が,お酒の提供ができないことは,手足をもぎ取られたどころではありません。首(頭から首の部分まで)を切られたも同様。開店休業状態は,さらし首にも匹敵。

怒りを禁じえません≫ 

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ワクチン接種は誰のため?何のため?

 5月中旬から6月中旬くらいは,オリ・パラの中止論(延期も)が少々マスコミに採り上げられていましたが,ワクチン接種率が加速する状況,大規模接種や職域接種が可能・実施との報道が盛んになると同時に風前のともし火に……,そして,オリ・パラ開催論に。

 ところが,6月末頃よりワクチン不足が明らかになり始めました。その原因は,そもそも不足する状況にあったからなのか,オリ・パラ選手・大会関係者・ボランティアに接種することになったからなのか,その他にもあったからなのか,不明です。もしかするといずれ明らかになるのかもしれませんが……。

 いずれにしても,65歳以上のワクチン接種が7月中に終わることはないでしょう。そうだとすれば,それ以下の方々のワクチン接種が先延ばしになることは必定。

その間隙を縫って,大都市部(大阪,首都圏)で年齢不問のワクチン接種が認められました。それって今なのでしょうか?

以前,医療従事者の後に接種するのが,65歳以上の高齢者か,ウイルスを拡散する若者がいいのかという議論では,結果として後者が良かったと結論を述べました。しかしながら,その反省を今現在に生かそうとすることには,反対します。その主な理由は,次のとおりです。

1 ワクチン不足の状況では,65歳以上の2回目接種が残されています。個別・集団接種では,まだ1回目さえ終わっていない方がいるからです。

2 首都圏・大阪の大都市でワクチン接種を行わなければならない理由の説明がないからです。なお,感染確認者数が急増していることを理由にすると,最初の接種順と矛盾し,「場当たり的」という誹りを免れません。

等々。

 

 これらのことから,ワクチン接種そのものの目的が国民の「安全・安心」ではなく,オリ・パラ開催によってごく一部の経済的利益を還元することにあるという結論に達せざるを得ません。それは,各都道府県を回った聖火リレー如実に表れています。報酬を払うためのアリバイ作りにほかなりません。ワクチン接種のネット予約もある企業の独占です。

 

 経済活動といっても,国全体のそれなど当初から念頭になく,政府高官と結びついたごく一部のための経済効果に過ぎないようです。

 

*お詫び

 今回のブログの内容には,筆者自身も不明確な部分があって,掲載には躊躇しましたが,いずれそれらに精通している方がその疑念を晴らしてくれるものと期待し,敢えて掲載しました。

 

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

(6月上旬記)ワクチン接種の順番? くさい臭いは元から! (7月初旬記)エッ,ワクチン不足!

 1番は医療従事者,2番が重症化し,病床ひっ迫を招きやすいという理由から,高齢者(及び一部高齢者入所施設の職員も)が接種対象となりました。

 2番については,感染確認が多い年代や地域(主に都市部)を接種対象とすべきという意見がありました。感染拡大を抑えることを第1に考えるのであれば,こちらの方を採用すべきと考えたのは,私だけではなかったでしょう。

 その理由は,次のとおりです。第4回非常事態宣言発令時の状況は,外に出掛けざるを得ない家族の一員が市中から持ち帰ってしまうことが原因で,家族内感染。一緒暮らしている高齢者が重症化する。この連鎖を回避することが急務と考えたからです。

 昔,CMで「くさい臭いは元から絶たなきゃ……」というフレーズがあったような?社会生活上?的を射ていた言葉だったのかもしれません。

  しかしながら,あまり議論が過熱することなく,2番は前者の高齢者になりました。もし,2番が後者の感染確認が多い年代等だったら,インド(デルタ)株を阻止できたかもしれません?また,イギリス(ベータ)株からそれに置き換わるのを遅らせて,やがて訪れる第5回非常事態宣言を回避できなくても,遅らせることや感染確認者数の数を抑えることができたのかも?

  なお,オリ・パラについては不確定な点が多々あり,考察の対象から除外しました。

 以上は,6月上旬に記述したものです。 

 ここからは,7月初旬の記述です。

 しかしながら,職域接種が検討されてその後実施され始めたのも束の間,モデルナの供給が追い付かない?ということで,新たな受付を停止し,それが継続する模様。また,ファイザーも同様のことが起こり始めて,地域の個別・集団接種にも支障が……。

 

 オリ・パラは予定通りなのに,ワクチン接種は予定通りできない?

 6月下旬からは,感染確認者数が首都圏で増加傾向を示し始めました。非常事態宣言発出の場合でも,無観客で実施するとか?

 選手・役員の来日・宿泊・移動で,近視眼的には一部ではそれなりの経済効果は認められるかもしれませんが,それらによって長期的・広範囲の経済活動再開の遅延を招くことは明らかです。

 政府,組織委員会JOCは,国民をどこへ誘(いざな)おうとしているのでしょうか?

 いずれにしても,オリ・パラ開催に賛同する者とそうでない者,ワクチンを打たざる者とそうでない者,新型コロナウイルスにより悪影響を受けた者とそうでない者など,『二分』されることだけは避けたいものです。そのためには,異なる状況にあっても共感をもって受け入れ,異なる意見についても耳を傾けたいと思います。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

一流の人が大体「感じがいい」のは一体なぜ?(2)

 東洋経済オンラインに掲載された元日本航空のCA山本洋子(『どんなストレス、クレーム、理不尽にも負けない 一流のメンタル100の習慣』を刊行)さんのお話のほぼほぼ?コピペです。

 昨今,新型コロナを始め,カッカしやすいご時世に,「一流」でなくても,見習うべきことがふんだんにあっただけでなく,清涼剤にもなりそうな内容でしたのでご紹介致します。

 

<「MYペン」と「MYメモ」の絶大な効果>

 最近は、何かメモを取りたいときは携帯のメモ機能や音声録音で記録を残す人が増えています。自分用の備忘録としてはいいのですが、ビジネスシーンにおいて、相手を目の前にして携帯でメモを取るのは誤解を生むことがあります。

 もちろん相手に、「携帯でメモを取らせてもらっていいですか?」と確認を取る場合はいいのですが、そうでない場合、相手はメモを取っているのか、単にメールをチェックしているのかがわかりません。特に目上の人を前にして携帯を操作していると、不信感を与えてしまっていることも多々あります。

 そんな誤解を与えないためにも、MYペンとMYメモでメモを取ることをおすすめします。

 ペンとメモを持って、人の話を聞くという振る舞いは、相手に「この人は真剣に私の話を聞いてくれている」という信頼感と安心感を与えます。

 例えば、あなたが上司に呼ばれたとき、手ぶらで伺うよりは、ペンとメモを持っていくだけで、真摯な態度が伝わります。逆にあなたが上司で重要なことを伝えたくて部下を呼びつけたとき、手ぶらの部下とペンとメモを持参している部下では、どちらに仕事を任せようと思うでしょうか。

 私がチーフパーサーとしてファーストクラスのお客様と雑談していた時のことです。話の途中、そのお客様は、ご自分のペンとメモを取り出して、「メモしてよいですか?」と言って、私の話をメモしだしたのです。私の拙い話など、あまり参考にもならないとは思うのですが、メモを取りながら聞いてくださる姿勢に、嬉しいと同時に感動を覚えたものです。メモを取るという行為は、「あなたの話を漏らさず聞いています」というメッセージになります。

 特に目上の人や役職が高い人が,目下や役職の下の人の話を,メモを取りながら聞いているとその振る舞いが相手に感動を与え、好感を持たれることによって信頼を得ることができるのです。ビジネスにおいて、MYペンとMYメモは強力な武器になります【ある国ではトップ以外の方は……】。

 「またご連絡します」。ビジネスシーンにおいて、別れ際などに交わされることが多いやり取りですが、実際には、そう言った自分も連絡をしなかったり、相手から連絡が来なかったりすることが多々あります。嘘をついているという認識はないものの、口にしたことが口約束や社交辞令に終わってしまうことは、意外と多いものです。

 人間関係を円滑にするうえで、潤滑油のような役割をしてくれる社交辞令。適切に使えば、相手に不快感を与えず、良好な関係を保つ有効なコミュニケーション術のひとつです。

 私がチーフパーサーを務めていた頃、ファーストクラスでご一緒した一部上場企業の社長から、会社に私宛の手紙が届いたことがあります。フライト中、サービスの話や経営の話、趣味の話までさまざまな話題で会話が弾み、楽しく会話させていただいたお客様です。そのお客様は、成田到着後、「またご一緒しましょう」と言って降機されました。

 ここまでは、よくある話です。また機会があれば、ご一緒したいけれど、次の約束をしたわけではありません。「またご連絡します」「またお会いしましょう」というやり取りは、一般的によく使われるいわゆる社交辞令です。

 機内では、基本的には個人的な連絡先は交換しません。当然、このお客様にも連絡先はお伝えしませんでしたので、飛行機を降りた後に私と連絡を取りようがありません。しかし、この社長は、会社に手紙をくださったのです。

 そこには、機内でお世話になった御礼が綴られ、最後に、「先日のフライトで、またご連絡します。とお約束しましたので、お手紙を差し上げました」と連絡先が書かれていたのです。フライト中の「またお会いしましょう」は、社交辞令で終わることが多いのですが、このお客様は、わざわざ時間を使って手紙を書き、口約束で終わらせなかったのです。

 お手紙をいただいたときは、本当に驚きました。フライト中、その場で連絡先を渡すこともできたはずです。しかし、それをなさらず、後日会社を通して書面で連絡をくださることは、なかなかできることではありません。このお客様には、後日一緒にファーストクラスを担当した部下を連れて、会社にお邪魔し、社長室で美味しいお茶とお菓子をご馳走になりました。【私の場合は,お相手も私も明らかに社交辞令のみ】

 <小さな口約束も、実行する>

 エグゼクティブと言われる人は、できないことを、できるとは言わないものです。それが世間一般では社交辞令と言われるものでも、小さな口約束だとしても、愚直に誠実に実行します。人はそんな振る舞いに感動し、惹きつけられるのです。

 相手に「礼を尽くす」という気持ちは、日常の些細な出来事に表れます。超一流と呼ばれる人たちは、自分の言葉に責任を持ち、最後まで実行する「礼節」の達人なのです。

 

一流でない私も身に付けたい「礼節」

 

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一流の人が大体「感じがいい」のは一体なぜ?(1)

 東洋経済オンラインに掲載された元日本航空のCA山本洋子(『どんなストレス、クレーム、理不尽にも負けない 一流のメンタル100の習慣』を刊行)さんのお話のほぼほぼ?コピペです。

 昨今,新型コロナを始め,カッカしやすいご時世に,「一流」でなくても,見習うべきことがふんだんにあっただけでなく,清涼剤にもなりそうな内容でしたのでご紹介致します。

<一流の人ほど、「礼節」をわきまえている>

 成功するビジネスパーソンに、共通している資質があります。それは、「礼節」をわきまえていることです。

 専門知識があり、業務遂行の能力が高くて、仕事ができるといわれているような人も、「礼節」をわきまえていないと、周りからの信頼を得ることはできません【ごもっとも】。

 「礼節」とは、「礼儀と節度」のことです。単なる「礼儀」ではなく、相手に対する敬意と思いやりの心が伴った行きすぎでない礼儀のことです。

 ファーストクラスに乗る人は、一般的に社会的地位も役職も高い人が多いのですが、その地位にある人の多くは、人に対する接し方や身のこなし、振舞いの仕方が極めてスマートで、【一流でない私も常にそうありたいと願っていますが……】「礼節」をわきまえた人が多いのです。

 たとえば、機内で食事のサービスをするためにCAがカートを押しているとき、通路はすれ違うのも難しく、お客様が通る場合は、CAはお客様を先に通すようにします。ところが、一流の人ほど「お先にどうぞ」と言って、CAとカートを先に通してくれることが多いのです。「After You」という振る舞いが身についているのです。

 また、一流の人ほど、誰に対しても分け隔てなく「丁寧で正確な敬語」を使って話しかけられます。「お水をください」も丁寧な言い方ではありますが、「手の空いたときでいいので、お水を一杯いただけますか?」と、さらに気を配った丁寧な話し方をCAに対してもされる方が多いのです【ビジネスでの私はどうだったか?】。

<「名前を呼ぶ」ことには、意味がある>

 CAが機内でお客様に呼び止められるとき、多くは、「すみません」や「CAさん!」と声をかけられます。CAは制服にネームバッジをつけていますし、ファーストクラスとビジネスクラスにおいては、担当するお客様には、お一人お一人に「本日担当いたします山本と申します。飛行中ご用がございましたら、ご遠慮なくお申し付けください」と自分の名前を名乗り、ご挨拶をします。それでも、エコノミークラスやビジネスクラスで、お客様から名前で呼ばれた記憶はあまりありません。

 日本は、個人を特定するときに名前よりも役職や肩書で呼ぶことがあります。例えば、会社では、「社長」「部長」、ママ友の間だと「○○ちゃんのママ」、夫婦間でも、「パパ」「ママ」など、違和感なく使われています。悪いことではないのですが、大統領であってもファーストネームで呼ぶ欧米諸国から見たら、不思議な風習かもしれません。

 そんなお国柄【だけでなく,日本の接客業の方の名札は小さくとても見にくいと思います,お名前でお呼びしたいのにかなわないことが多いの】ですが、ファーストクラスのお客様は、ごく自然に名前を呼ぶ人が多いのです。機内で呼び止められるときも、ファーストクラスでは「山本さん!」です。

 何気ないことのように思えますが、「名前を呼ぶ」ということは、実は相手を尊重する行為です。名刺交換をしただけの相手から、名前を覚えてもらっていたら、誰しも嬉しく感じ、時に感動すら覚えるものです。

 このように、きちんと相手の名前を呼ぶという行為は、ビジネスシーンにおいて、相手を尊重し、礼を尽くすという「礼節」でもあるのです。ファーストクラスに乗る人は、当たり前のことを当たり前のようにサラリと行い、疎かにはしません。

 ただし、中には名前で呼ばれることに抵抗を感じる人もいますので、配慮が必要ですが、敬意をこめて役職ではなく、名前で呼んでみてください。「部長」ではなく、「○○部長」と呼ぶだけで、相手の反応は変わっていきます。

 

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PCR検査って?

 PCR検査は感染確認の主流です。ある方から「PCR検査って知ってるよね」「その発明者(ノーベル化学賞受賞者?)はコロナに使わないで,と発言しているのですよ。」と言われ,無知な私は,「それはその精度に問題があるから?」と返答してしまいしました。

 その方は,いろいろ勉強?なさっているようでした。

 しかしながら,発明者や発見者の意図を超えて用いられ,応用・発展,さらに進化を遂げることは,近代 ・現代の科学?のようです。

 ノーベルのダイナマイト,キューリー夫人の放射性元素や新元素ラジウム下村脩のクラゲの緑色蛍光タンパク質,先日お亡くなりになった根岸栄一さんのクロスカップリング反応は,発見・発明した本人の意図とは全く無関係に応用され,画期的な発明や新たな発見への道を歩むことになります。また,文学作品のテーマ(主題)?が読み手や時代により,作家の意図とは異なる現象も稀ではないようです。

 したがって,新型コロナウイルス感染確認に現在必要とされているPCR検査を全否定,ワクチンを全否定(もちろん疑問や問題がないわけではありませんが)を選択している方の一部には,今徐々に広がりをみせている「陰謀論」やそれに毒されたあるいはそれに逃げ込まざるを得ない方の息遣いも感じられます。

 「勉強」とは,知ることではなく,社会に還元できるあるいは還元できそうな知恵であってほしい,そして,社会に還元とは,社会の一員として個人の言動を促すこと,と願わずにはいられません。

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あれから1年余り

 1部(第2部がやってこようとは思っていなかったので,急遽命名)が終わってから半年が過ぎ,新型コロナの実態が徐々に判明してから「1年余り」が過ぎようとしています。

 新型コロナの実態についてはさておき,新型コロナ感染の脅威?を通じて,我が国の実像も明らかになってきたように思います。それこそ,「新型コロナウイルスから学ぶ」にふさわしいのではないでしょうか?

 第2部では,新型コロナウイルスのまん延?から,社会・職場や個々人等の不変?・変化?を取り上げ,つまり,そのような『巷(ちまた)』から学びたいと考えています。

 

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