以下は,ESSE-online 提供記事(高木瞳(ぽこりんママ))のほぼほぼコピペです。最後に≪私感≫を付け加えました。
買い物のときに,子どもからねだられて想定外のものを買ってしまった…なんて経験はありませんか?
そんな予想外の出費の対策法を,家計改善コンサルタント・アドバイザーの高木瞳さんに教えてもらいました。
子どもと買い物。予定外の出費を防ぐ3つのルール
子どもの「買って!」に対処するには?
以前は,買い物へ行くと子どもの「買って買って!」に負け,泣いて騒ぐのを静かにさせようとお菓子やオモチャを与えると,次からはもっとひどくなり…節約したいと思っているのについお金を使ってしまい,一時期は子どもと一緒に買い物に行くことが負担になっていました。
しかし,子どもたちが5~6歳の頃から「お金のはなし」を伝えるようにしたことで,子どもたちの「買って買って!」が激減。現在は小学校3年生と1年生ですが,しっかりと約束を守って買い物してくれるようになりました。今回はこの「お金のはなし」をご紹介します。
-
そもそもの原因はなにか?
まず,なぜ子どもたちが「買って買って」と泣き叫ぶのか,子どもの立場になって考えてみました。すると,子どもたちはたとえ欲しいものができても,自分でお金を稼ぐことができないので欲しいものを得るには,親や近しい人に頼み込むという方法しかないんだ,と気づきました。
さらに,以前「泣いてせがんだら手に入った」といった体験があると,またその方法で手に入れようとします。子どもたちなりに知恵を絞って,欲しいもののために必死なんだなと納得しました。
ですが親も,なんでもかんでも泣けば買ってあげるというわけにはいきません。そこで,なるべく分かりやすい言葉を選んで,子どもたちにもきちんと理由とルールを説明することにしました。
-
「買って」攻撃に対する3つの解決策
私なりに考えて,とった解決方法が下記の3つです。
【解決方法】
・「お金ない」ですませない
・「また今度」は言わない
・出かける前に話し合う
それぞれの項目ごとに,具体的手順を紹介させていただきます。
-
「お金がない」ですませない
以前は「買って買って」と店頭で泣かれると,つい「お金ないから無理!」と言ってすませてしまうことがありました。しかし,あるとき子どもに「ママのお財布にお金あるよ?」言われ,「お財布にお金があるのに,ママが隠している,ケチっていると思っているんだ」と気づきました。
そこで,子どもだから分からないと決めつけずに,「今日はみんなのご飯を買うお金しか持ってきてないの。お菓子のお金は持ってこなかったから買えないんだよ」と理由を説明するようにしました。根気よく続けた結果,子どもたちも理解してくれるようになりました。
-
「また今度」は言わない
「はいはい,また今度ね」という台詞も言いがちでしたが,子どもたちにとっては「今度っていつ?」と不信感を抱かせていると分かりました。約束をして親が守らないと,子どもも守らなくなります。
「今度」と言うなら「来週の○曜日ね」「来月のお買い物の時ね」など,しっかり日付を伝え,親も必ず守るようにしたら,そのときまで待ってくれるようになりました。
-
出かける前に話し合う
わが家では,普段からお札を封筒分けしたり,家計簿をつけるところを見せています。買い物のときも,出かける前に封筒から必要な現金を財布に入れるところを見せ,今日はなににいくら使うかを説明します。100均に子どもの学用品を買いに行くときも「今日はノートと鉛筆だけ買うよ。予定外のものは買わない日だよ」と一緒に確認します。
こうして,3分だけでもきちんと話をしてから出かけると,子どもたちも「一緒に決めた」と言う自覚があり,騒いでも「今日は買わないって,来る前に約束したね」と伝えるだけで,しっかり我慢してくれるようになりました。
-
ルールを決めて,しっかり説明することが大切
子どもたちは,親を困らせたいとは思っていません。ルールを決め,親子で約束を守ることを心がけたら,次まで信頼して待ってくれるようになりました。
「ダメ」「無理」「買えない」と端的な言葉で終わらせず,きちんと説明を続けた結果,お金の使い方を子どもたちも一緒に考えてくれるようになり,とても頼もしいです。
小さいうちはなかなか一度で伝わらなくても,大きくなるにつれ,しっかりと理解してくれるようになりました。子どもたちの「買って買って」にお困りのママさんに,ぜひ試していただけたらと思います。
一緒にがんばりましょう!
≪結局は,お子さんとの信頼関係を築くことに尽きるという,とてもいいお話でした。その築き方は,それぞれのご家庭で工夫しましょう。そして,信頼関係の構築はご家庭のさまざまな場面で「生きる」ことになるのでしょう≫
お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>