巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

国際化が「世界中で金儲け」と,単に同義になってはならない!

国際化ってなんだ!

 通常,国際化といえば,世界の人々と交流し,平和を象徴することばです。そして,発展途上にある国を支援して,公共インフラを整え,政治的安定を築く。それは,すばらしいことです。

 他方,ちょっとの想像力で見えてくることとしては,

その1 新たな市場創出
その後,日本の企業が進出し,安い労働力で部品を作り,国際競争に勝てる価格の製品を作り,世界で売ることになります。途上国の人々は,労働の対価として賃金を得て,消費社会に取り込まれ,新たな市場を形成することになるのです。

その2 ウイルスは世界的規模に *後に差替え
 感染者が世界中に広がり,連日死者を増加させている新型コロナウイルスは,国際化を象徴する出来事です。経済の交流は,必然的に人の交流を促します。

その3 過大な想像力を駆使した場合!*都合により,省略致します。

【想像力の停止を促す教育】

 国際化のためには,世界共通言語である英語を習得しなければならない。不得手な英語を習得しようと金と時間を費やす。それは,一面,想像力の停止の状態でもある。
 挨拶や旅行などで必要な英会話は,国際化の入口かもしれないが,それ以上の英語力?は望む人・必要な人だけでもと言っては,語弊があるだろうか?

【思考停止をもたらす共感】

 国際化=「すばらしいもの」という発想や共感は,一面,思考停止に陥る可能性を有している。

ちょっとの想像力をもって,国際化を考えてみよう。国際化の持つ多面性を考えてみよう。

 例えば,行政改革の美名のもとに,1994年からこれまでに保健所を半減した。その後,サーズ,マーズ,新型インフルエンザの発生にも拘わらず,日本はその影響が小さかったから?見直しをしなかった。ちょっとの想像力の欠如が,今日を招いたものであることは明らかであろう。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>