巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

新型コロナウイルスから学ぶ(1)「経済」だけでなく「生命・健康」という尺度も

生命・健康に関するモノは,自国での生産体制とそのストックも!

 新型コロナウイルスにより,世界に誇る?医療技術も,感染者数が多数であれば,医療体制は機能不全に陥り,「脆弱」であることが判明しました。PCR検査数をあれほど絞ったにも拘わらず……。医療現場では(介護施設でも),マスクや感染防護服等が慢性的に不足する事態に。通常,医療現場ではかなりのストックがあるはずでしたが,それを上回る状態であったと想像できます。

 市中においてもマスクや消毒用液等が手に入らなくなってしまいました。
新型コロナウイルスから学べることは,

健康に関するモノは,自国での生産体制し,そのストックも一緒に

でしょう。

 例えば,マスクの大部分を中国に依存することは経済的かもしれませんが,

「経済」だけを尺度とするだけでなく,生命・健康という尺度

も必要です。国内生産を維持するために,公的に資金援助も必要でしょうが,使途不明な補助金に比べれば,異論はないでしょう。
 保健所は行革の名の下に,1990年代半ばから今日まで減少の一途をたどってきました。しかしながら,その役割を再考する必要がありそうです。


今,一見,不要・無用・ムダのようでも,その役割によっては,不可欠なもの

 いや,一見ではわからないでしょうから,ちょっとの想像力を働かせて検証することが必要です。そして,

不要・無用・ムダを,社会体制として受け入れるキャパ(度量)を培おうではありませんか!

そして,

医師や看護師等の定員数の見直しと,病院スタッフの過員が可能となり,ベッド数については余剰として一定数が確保できる財政的援助に税金を充てることに賛成しましょう!

 蛇足になりますが,やがて到来するといわれている食糧危機も,生命・健康に関わる大問題です。

飢餓に対して「自粛」が無力であろうことは容易に想像できます。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>