巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

30年前に預けた「定期郵便貯金」がいつの間にか消滅?

 以下,TBS NEWS DIG 提供記事(まるっと!サタデー 2022年12月10日放送より)のほぼほぼコピペです。

 満期から20年と2か月で郵便貯金が消滅し,その額は1年で457億円にものぼっていることが分かりました。貯金の引き出しを促す「催告書」の約8割が,貯金者の元に届いていないということです。

30年前に預けた「定期郵便貯金」がいつの間にか消滅?満期を過ぎて放置し続けると資産を失ってしまうおそれ

■放置されたままの郵便貯金はありませんか?

 満期が過ぎているのに放置している「郵便貯金」を持っていないか。番組では街で聞いてみました。

70代女性

「忘れちゃいますよね。年を取ると」

70代女性

「何年かわかりませんけど,置いてありますね」

■消滅してしまう貯金は年間457億円

 中でも注意したいのが,かつての「定額郵便貯金」。もしかすると権利を失い消滅しているかもしれません。ここ数年で消滅した貯金は増え続け,去年1年だけでも11万7千件,金額にして457億円にものぼります。

 街の人は・・・

50代女性

「え?そんなに?457億,すごい!」

70代男性

「もったいないね。どこにいくの?」

■民営化前の郵便貯金は消滅のおそれ

 権利を失い消滅した貯金は国庫へ入ります。国のお金になるのです。消滅の可能性があるのは郵政民営化前の2007年9月以前に預けられていた「定額」,「定期」などの郵便貯金です。中でも「定額貯金」は,年利が5%もあった時代もあり,多くの人が利用していたといいます。

 「定額貯金」の場合,満期は10年。その満期から20年が経過すると,貯金の引き出しを促す「催告書」が届きますが,引き出されなければ2か月後には消滅してしまいます。

■引き出し促す「催告書」も8割が未達

 郵政民営化前の定額貯金などを管理する郵政管理・支援機構によると,この3年間で発送した「催告書」は30万6000通。しかし,その8割が「宛先不明」などで本人の元に届かず,戻ってきたということです。

 そして今,まさに消滅の危機にあるのは「バブル景気」が終焉を迎える1992年前後に始められた貯金。心当たりのある方は,直ちにゆうちょ銀行まで連絡してほしいということです。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>