巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

新型コロナウイルスから学ぶ(4)先進医療は世界に誇れたとしても,未知のウイルスとはいえ,医療体制全般の不備

PCR検査数が増えない理由

 検査機器はあるものの,それに付随する試薬等の慢性的な不足。そして,それらを自国で調達できず。

代替策?ある日,抗原検査,抗体検査の報道!

 短時間で検査結果が判明する唾液によるPCR検査が実施されるに至って,PCR検査に対応できる。

SARS,MERSは他山の石ではなく,対岸の火事

 国際化の波に乗って,インバウンド事業に本格的に乗り出した近年,感染症に無防備だった。
 外国との入口を早期に閉鎖して,国内感染を最小限に抑え,一時的には経済活動が停止したとしても,復活に時間を要することにはならなかったのでは?

 国民心理に悪影響をもたらすことにはならなかったのでは?

感染症の特徴

 急激な拡大は一時的に多数の感染者を生ずる。
 それにも拘わらず,対応できる病床数は少ない。
 入院が長期になれば,マスクや防護服等の備品も不足。

医療崩壊は回避できたか?

 その基準があれば(もちろん,妥当である必要はありますが),判定は可能でしょう。そして,その基準等に言及した報道等は,皆無でした。


 国民の自粛とは反対のモーメントが働き,医療関係者のガンバリ(適当な言葉が見つかりません。献身的働きによることから「自献」とも言えそうですが,語感がいま二つ三つ良くありません。)に支えられたことは,紛れもない事実です。


 しかしながら,初期段階での院内感染はまだしも,その後も院内感染が多数発生し, 6月10日時点では,

102医療施設で,550人の医療関係者の感染(クラスター)

が確認されています。

有効な薬品やワクチンが開発されるまでは新型コロナウイルスが,世界中を席巻することでしょう。経済効率は確かに大切なことですが,いざという時の備えとして,全国民に必要になる物や,特に医療に関するものについては,一見無駄と思われるものにも,税金を投入して備蓄すべきでしょう。また,空きベッドや空き病棟を確保することも必要でしょう。

 昨年の今頃は,総合病院の機能別統廃合が,厚労省から唐突に打ち出され,全国的に話題となっていました。もし,それらが実施された後に,新型コロナウイルスの感染が起きたらと思うと……。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

これは医療崩壊ではないでしょうか?

また,

医療関係の備品の不足が院内感染を招いた原因

であるなら,まさしく医療崩壊でしょう。

 有効な薬品やワクチンが開発されるまでは新型コロナウイルスが,世界中に蔓延することになるでしょう。

 経済効率は確かに大切なことですが,いざという時の備えとして,全国民に必要になる物や,特に医療に関するものについては,一見無駄と思われるものにも,税金を投入して備蓄すべきでしょう。また,空きベッドや空き病棟を確保することも必要でしょう。

 昨年の今頃は,総合病院の機能別統廃合が,厚労省から唐突に打ち出され,全国的に話題となっていました。もし,それらが実施された後に,新型コロナウイルスの感染が起きたらと思うと……。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>