巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

新型コロナウイルスから学ぶ(8)「パニック」になるか!

 専門家会議の議論?の中で,発言を発表しなかったのは,

国民がパニックになる

からが理由であることが明らかになりました。

どこかで聞いた「パニックになるから」

 それは,福島第一原発事故からの避難の時に,正確な情報を伝えなかったことの言い訳でした。

 あの時は民主党政権

 その民主党政権時代を,こき下ろしていたA総理・自民党政権

 「おまえもか!」と言わざるを得ません。

 

情報により国民は「パニック」になるだろうか?

 歴史的には,

一揆米騒動など

がそれにあたるかもしれません。

 しかしながら,それらとは質が異なると考えます。自分の命を守るため,という意味では共通しますが,為政者や米問屋という目に見えるものに対してのそれでした。

 原発放射線新型コロナウイルスは目に見えないものです。にもかかわらず,為政者は「パニック」を想起しました。

 それはなぜでしょう?

 一見,その理由は,同じようにも……。しかしながら,異なるのではないでしょうか。*以下には,誤りがありそうですが……。

 民主党政権は,国民を信頼できなかったからです。それに対し,今回は「経済」を言い出せば,国民を黙らせることができるという驕りからです。

 いずれの理由であっても,国民が犠牲になることには変わりありません。

 そして,その政権を選択したのは,国民です。投票しなかった国民はもちろん,たとえ反対票を投じた国民であっても,国民は「平等」に責任を負うのが,民主主義ではないでしょうか?

 民主主義は時間と労力を要するだけでなく,多数決等の欠陥も多々あるようです。それを補うことができるのは,政治ではなく,国民です。

 そのためには,国民が自分以外の他者に対して,ちょっと想像力を働かせることが必要でしょう。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>