どこかの大統領が大方の世論調査結果をひっくり返して,当選したのは4年前でした。当選した方は「フェイクニュース」なる言葉で,その国のマスコミを揶揄していました。
その調査数が気になりましたが,その数はわからないままに……。
わが国でも,世論調査が行われ,最近発足した内閣の支持率は,60%,70%とも……。
しかしながら,その調査数は1,500に満たない程度の回答者からの結果です。その数字は,統計学に基づき,科学的根拠を有しているとはいえ,信頼していいものでしょうか?
例えば,1000人のうち600人が支持し,400人がそうでないと言えば聞こえはいいのですが,1000万人のうち600万人が支持し,400万人がそうでないというと,印象が変わってしまうのは私だけでしょうか?
上記に対し,こんな%の使い方もあるようです。それは,我が国の小選挙区制度では,国会において,ある政党の全国での得票率は40%に満たないにも拘わらず,議席は70%近くを占めているとの指摘があります。この数字の妙に,私は変な親近感を覚えてしまいました。
後者の例えは,あまりよくありませんでしたが,ここでは純粋?に
「%」に潜んでいる『虚』に惑わされる危険があることを,
「%」を目にしたとき,耳にしたときに,
思い出しましょう。なお,マイナンバーカードの取得数は忘れてしまいましたが,取得率は20%に満たないという「%」には,残念ながら?疑問を挟む余地はなさそうです。
お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>