お休みして申し訳ありませんでした。以下はその事情です。
2020年11月20日の夜,目が覚めた。時計を見ると,21日になって30分が過ぎた頃でした。いつもと同じようにお腹が張った感じ。また来るかもと思いながら,最近はそれほどの激痛もなく,2時間ほどで治まり,また眠ることができるだろうと。
病院で処方された薬を飲んだ。いつものように上腹部に痛みが徐々にやってきた。やがてそれは,これまで体験した最大級並みの激痛に達した。すでに,全身汗だくに。
薬を飲んだから,それもやがて治まるだろうと思っていたが,激痛は治まるどころか,未知の領域にまで達しそうな勢いである。
隣で眠っていた妻も異様な気配を察して,「大丈夫?」と声を掛けてくれた。私は「大丈夫でない,もう治まってもいい時間なのに治まらない」と。
「救急車呼ぶ?」との質問に「その方がいいかも!」と答えるのが精一杯だった。
以前,激痛の時に,119番に電話をする直前までを経験していたので,妻はすぐに電話をした。その電話のやり取りが夢現(ゆめうつつ)に耳に入って来た。
いつの間にか,救急車のサイレンの音が我が家に近づいて来るのが聞こえたような気がした。
妻が私に「来たよ,行こう。これを着て。」と声を掛けた。それに促されるままに,何かを羽織って,運動靴を履いて自分の足で救急車に乗り込んだ。この間も私は激痛に耐えていた。
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