巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

人生,二度目の入院(4)あるとすれば「学び」はここ?

  全身麻酔の所為か,身体がだるく,それがとても不快だった。また,傷口などの痛みより,右肩に強い違和感を覚え,ストレッチを繰り返した。

 私がいるのは,9階の南側に向いた4人部屋で左奥。右奥の方は退院した直後に私が入室したことが後でわかった。

 

入院第2日目

 それにしても,静かだ。消化器外科の術後の病室だから,コロナで面会ができないから。

 尿カテーテルがとれて,歩いて洗面台やトイレを利用した。同じ病室の左手前の方とは,すれ違ったときに挨拶をした。右手前の方は,術後の状態が芳しくないようで,常にカーテンが。

 フロアを歩いてみた。ある個室の前では,テレビの音がした。ある病室では患者と看護師との会話は聞こえた。談話室に3人ほどいたが,患者同士の会話はなかった。

 

 私は十数年前,埼玉県の日光街道が通る煎餅で有名な街の市立病院に,蜂窩織炎で2週間ほど入院した。整形外科の6人部屋であった。期間が長かったからか,同室者といろいろ話をしたような記憶が……。

 

 それ以前に,知人が骨折して整形外科に入院し,お見舞いに行ったときには6人部屋の中で,まず同室者の皆さんに紹介されてから,病室に入ったような。知人と話をしている最中に,同室者同士の会話が途切れることがなかったような記憶が……。

 

 それらの会話のほとんどは,他愛もないことかもしれない。極論すれば,どうでもいい話。

 その様子を仕事上の先輩に話すと,その先輩は私に

「どうでもいい話ができない人に,大切な話はできないもんだよ」

と言った。

 私はそのことばの意味を大切にして仕事に励んだ。

 

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>