巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

人生,二度目の入院(6)高額療養費の自己負担限度額について,75歳以上についても

 1か月の医療費の自己負担額が一定限度(自己負担限度額)を超えた場合,超えた部分について,申請すれば後から高額療養費として給付されます。

 事前の申請を行い,保険者(協会けんぽ,組合健保,国民健康保険組合,お問合せも各窓口で))から発行される限度額適用認定証を医療機関の窓口に提示すると,支払いは自己負担限度額までとなります。

 なお,同一世帯で,1か月に21,000円以上の自己負担額が複数ある場合は,世帯合算して自己負担限度額が計算されることになります。

  自己負担限度額は,標準報酬月額(低所得者も)と年齢(70歳未満,70歳~74歳)により異なります。

 以下のHPで,ご自身の自己負担限度額をご確認下さい。

高額な医療費を支払ったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)

  なお,75歳以上の後期高齢者については,保険者が後期高齢者医療広域連合に自動的に移行しますが,自己負担限度額は,70歳~74歳と同様になります。

高額療養費制度の対象となる医療費,ならない医療費

<なる>健康保険が適用された,つまり,3割負担ですんだ医療費

<ならない>差額ベッド代,その他の諸費用や自由診療の医療費

 

【参考】

 要介護・要支援の認定を受けると,それぞれ居宅サービスの利用について,月額の支給限度基準額が決まります。利用者は原則費用(食糧費・住居費等を除く)の1割を負担(所得により,2割・3割負担あり)します。支給限度基準額を超えた分は,全額自己負担となります。ただし,介護保険の自己負担額が一定額を超えると,超えた金額が高額介護サービス費として後から払戻しを受けることができます。

 また,同じ医療保険制度に加入している世帯員の医療保険介護保険の自己負担額の年間合計額(8月1日~翌年7月31日までの1年間)が自己負担限度額を超える場合は,超えた額が負担額の比率に応じて,介護保険からは高額医療合算介護サービス費として支給されます。

 

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

 

明年もよろしくお願い申し上げます。