巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

政府に「座布団一枚」か?(2)

 政府の要請自体に問題があったのではないでしょうか。

 その理由は,不要不急の外出を控えることと飲食業の時短営業とが,矛盾しているからです。不要不急の外出を控えることと整合する要請は,飲食業の時短営業ではなく,ほとんどすべての業種の休業のはずです。

 そのために「ちょっとの想像力」は停止,機能不全に陥ってしまったのです。

 

 このように政府が国民の「ちょっとの想像力」を奪う(停止,機能不全など)事例が,特に新型コロナウイルス対策と機を一にして頻発しています。その多くは,感染予防対策と経済政策という一見両立しない命題だからかもしれません。これについては,別の機会に譲ります。

 

 政府が少なくとも国民に誤解があると気づいたなら,その時点で訂正を求めるのがスジではないでしょうか?誤解をそのままに,政府の非を認めたくない場面での誤解発言は,残念・不愉快にほかならないと思うのは私だけでしょうか?

 

 政府・為政者を責めても始まりません。国民,私を含めていっそう「賢民」になる必要があることを痛感した一コマでした。

 

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

政府に「座布団一枚」か?(1)

不要不急の外出を控えては,

飲食業の時短営業開始の午後8時から外出を控えて下さいではなく,

それ以前の時間帯からであることは想像力で。

国民に誤解が!

 

この政府見解に,以前にもあった国民に誤解がと同様に,ご立腹になった方がさぞかし多かったのではないかとお察し申し上げます。

 

「ちょっとの想像力」を標榜している私は,一瞬「これは一本……」「座布団一枚」と思ってしまいました。

しかしながら,その時点において,私を含めて多くの国民の関心が時短にあったことを考えると,誤解との指摘は当たらないと考えます。これは,多くの報道機関が時短の対象となった飲食業の影響に多くの時間を費やしていたことに起因します。政府もそれを認識していたにも拘わらず,不要不急も同様に時間を割いて下さいと要望することもなく,それを放置したまま。そして,頃合いをみて誤解が……。

 

*飲食業がその対象になったことは,改めて考えてみます。

 

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

2021年1月3日の出来事!

 年末年始のわが家は,貧しい食事から解放されて……(この記述を妻は知らず),二人とも太っちょになった自覚から,2日には往復30分ほど歩いて初詣にいたものの,3日の午後,四つのウォーキングコースの中の一つ,バイパスコースに。

 国道を歩いていると,バス停の側に杖を持ったご老人(男性,以下Mさんという)がバスを待っている風,国道のバス停はほとんど利用する人がいません。Mさんの横を通り過ぎようとすると,私に近づいて来て「すみません。今何時でしょうか?」と聴かれました。私が歩くときにはスマホを持っていないことを知っている妻は,すぐスマホを取り出して「3時5分です」と代わりに答えてくれた。するとMさんは「2時間くらいずっと歩いているです。家が分からなくなって」と言い始めた。Mさんが背負ったリュックから,破魔矢の一部が見えた。

 Mさんの話を総合すると次のようなことが解った。用事(おそらく初詣)が終わって,家に向かって歩いていたが,自分の家が分からなくなってしまった。そして,さらに探し回って,この辺まで来たらしい。そして,誰かにバスに乗ることを勧められ,バスを待っているという。

 バスの時刻表を見ると,もうすぐバスが来る時間であった。バスに乗るのはいいけれど,心配になった。次はバスの終点(営業所)で,乗り換えなければならないから。家の近くのお店を尋ねると,今歩いてきたところだったので,そこまで連れて行ってあげると申し出たが,もう歩くことができないと言う。

 それなら,バスの運転手に家の近くを通るバスに乗り換えも,頼まなくてはと,Mさんと一緒にバスを待つことにした。

 バスが来た。しかしながら,それが待っているバスかどうかはわからなかった。

 バイパスのバス停は,迂回路にある。バスはその道に入らず通り過ぎようとしたが,営業所の表示が見えたので,手を振った。運転手はそれに気づき,迂回路の出口の所で停止した。

 私はバスまで走った。その途中,振り返ると妻はMさんと一緒に歩いて来ていた。

 運転手がバスから降りてきて,顔の前で両手を合わせてゴメンをしていた。私は,事情を説明した。Mさんと妻も加わった。

 Mさんは,バスに乗り込む前に,何度もお辞儀をし,お礼の言葉を繰り返した。

 座席に座ったMさんの姿は見えなかったが,妻と私はそのバスを見送った。

 

 正月から善いことをした。

 

 妻と歩きながら,Mさんのことを話しながら,

   子ども叱るな 来た道だから

   年寄り笑うな 行く道だから

ということばを思い出した。

 

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音読の仕方,上達法(2) ちょっとの想像力

その2

 先の首相が言い間違えたところは,頁の変わり目でした。「対策を徹底的に行います」を「対策を限定的に行います」と。それを聞いた議員から「ウア~ッ」と声が上がりました。

  その理由は,人が「ことば」「文」に接したとき,意識・無意識に拘らず,ちょっとの想像力を働かせて,頭の中に「イメージ」するからです。

 実は,聞く側だけでなく,「ことば」や「文」を発音する側も「イメージ」しなくてはならないのです。それが,話す速度や「読点」に影響します。話す側の「イメージ」と聞く側のそれとの一致が,『伝わる』ということです。

  どこかの首相の発言は,「伝わらない」「伝わってこない」と言われています。もしかすると,発する「ことば」にちょっとの想像力を用いず,「イメージ」がないままに発言しているのではないでしょうか?そうだとすれば,当然の結果なのかもしれません。

  「国民」とかのことばに,なんら「イメージ」しない方が首相になっている国の国民は……。

 そして,そのような方が政治家になっている国の国民は……。

 最終的には国民に……。

 

 「ことば」「文」に接したときには,ちょっとの想像力を働かせて,「イメージ」しましょう。

 イメージできない場合には,ことばや文に問題がありそう。また,「伝えたい」場合には,それなりの工夫を。その内容にズレがある場合には「イメージ」の修正が必要に。

 

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音読の仕方,上達法(1) 目と発音

 ここでは,どこかの首相の演説の良否を問うものでなく,純粋に音読について学びます。

 

 ある国の首相が「徹底的」と言うべきところを「限定的」と言ってしまった。このような間違いが起こる原因は二つあります。

 

その1

 目で見た文字をその都度,発音していることに起因します。その究極は,見た文字を一音ずつ発音することで,音にはなっても「ことば」や「文」にはなりません。

 それでは,音読を職業としている方,アナウンサーの音読はどのようにしているかを紹介します。以下は,朗読でも活躍された方の話です。

 目は,発音している部分のかなり先を見ているそうです。多い時には数十文字も前を。

  通常は,十数文字で充分でしょう。それも,①読点や②句点や③それ以下でも意味を聞き手がとれる程度で。習熟していくと,実は③が最も難しいことに気づくことでしょう。最初は,自立語+付属語(例:わたし+が)レベルから。

 ご自分やお子さんの音読を点検して下さい。もしできない場合には,訓練でできるようになります。ただし,年齢等により努力の多寡は異なります。

 残念ながら,先の首相は,官房長官?時代からあるいは学校,小学校の時に身に付けなかったのかもしれません。もし身に付いていれば,頁の変わり目であっても,あのような間違いは起こらなかったでしょう。ただし,身に付いていなくても生きることには何ら支障がないようです。

 

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

「%」は恐ろしい?

 病床確保数に対する重症者の割合は,50%以下の数字を見せられ,医療がひっ迫していると言われてもピンとこない。感染者数のピークに遅れて,重症者数が増加し,医療崩壊が起こると言われても,ますます?

 

 上記の病床確保数は100~200床で,その割合が問題になっています。

その50%は,50~100床です。

 

 問題は,病床確保数ではなく,実病床数に対する使用率?との訂正が至るところでなされ,また「医療崩壊」がクローズアップされることになりました。そして,指定病院?の実病床数に対する使用率の割合が,70~80%と聴いて驚いてしまいました。

 

 上記の実病床数は10~20床で,その割合が問題になっています。

 その70%は,10床なら7床,20床なら14床。80%はそれぞれ8床,16床です。

 

 都道府県の感染者数が毎日100人,そのうち重傷者が3%なら……。

重症者の入院期間が仮に20日で,ある都道府県の感染者数が10人で,重症者が10日に3人……。

 

 以前に,「%の怪」として書きましたが,分母の数が大きい時にはそれなりの効果を発揮します。もちろん,その場合にも留意しなければならない点を指摘しました。

 今回のように,分母の数が小さい場合には「%」を使ってはいけないと考えます。

特に,百分率という名称が関係しているかもしれませんが,分母の数が100未満の場合には,実体から離れてしまう可能性があります。

 

* 以前には,100からあまりにもかけ離れた大きい数を分母にすることにも問題がある点を指摘しました。もしかすると,「%」には分母にすべき適切な数の範囲があるのかもしれません。

 

【補】

 「%」は,いくつかに分かれているモノについて,全体に対する各割合を把握するには適していますが,単純に使用率を把握するには適さないということが解りました。

 また,繰り返しになりますが,全体の数が少数の場合,つまり分母が10とか20とかの場合も,その使用には注意が必要です。

 

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

ちょっとの想像力も使い方を誤れば……

旧年中はお読み頂き,有り難うございました。

本年もよろしくお願い致します。

 

(古くなってしまいましたが)12月22日記

 

 Go to トラベルから大阪市着と札幌市着が除外され,その出発が自粛に。また,65歳以上の自粛が要請された23区?そして,様々な都市で除外や自粛,飲食店の営業の時短要請……。

 

 現在,最も傾聴に値すると思われる?のは,「コロナの感染は人の移動によってもたらされるのだから,人の移動の盛んな若い方(20・30代?)の移動を止める又は抑制することが,感染拡大を防止する最良の政策」という意見です。

 

上記の意見について考えます。

 

 人出の多い所でのTVのインタビューに「感染者が増加しているのは解りますが,身近な人や家族で感染した人がいないから,大丈夫かな?」

と答える若い方が多いようです。

 

 このような報道を目にすると,「自分の友達や家族が感染したときを想像できないのか?ちょっと想像すればわかることだ!」そして,その想像力が欠けているから,問題なのだとも言えそうです。

 そのよう指摘は,視覚的理解に慣らされてしまった若い方を始めとする多くの日本国民に対する評価・批判として,的を射ているようにも思います。

 しかしながら,想像力を働かせて状況を把握し,それを根拠に「移動を自粛せよ」という論法には,ついていけませんし,つく必要も感じません。

 なぜなら,その論法は責任の所在を曖昧にする「忖度」?(本来はそんなに悪い意味で用いられる語ではなかったはず)となんら変わらないからです。

 百歩譲って,人々の移動の「自粛」を認めることができるかもしれません。それには,移動が必要な方のPCR検査等という前提が必要でしょう。

 しかし,営業時間の短縮や休業に「自粛」を求めることには反対です。なぜなら,憲法でも保障している職業選択の自由や営業の自由を侵害するからです。そうだとすれば,一時的にせよ,それらを侵害するものである以上,補償をセットにした法律によらなければならないと考えるからです。

 

 確かに,「ちょっとの想像力」を働かせて状況・情況を把握することは,私のこのブログの根幹をなすものの一つですが,責任の所在を曖昧にして他者に行動を促すあるいは求めることではありません。

 私のブログは,出来事をさまざまな視点から眺め,「ちょっと想像」を働かせて状況・情況を把握することの一助に過ぎす,その後の各人の行動は,自己責任によるものです。

 

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

人生,二度目の入院(6)高額療養費の自己負担限度額について,75歳以上についても

 1か月の医療費の自己負担額が一定限度(自己負担限度額)を超えた場合,超えた部分について,申請すれば後から高額療養費として給付されます。

 事前の申請を行い,保険者(協会けんぽ,組合健保,国民健康保険組合,お問合せも各窓口で))から発行される限度額適用認定証を医療機関の窓口に提示すると,支払いは自己負担限度額までとなります。

 なお,同一世帯で,1か月に21,000円以上の自己負担額が複数ある場合は,世帯合算して自己負担限度額が計算されることになります。

  自己負担限度額は,標準報酬月額(低所得者も)と年齢(70歳未満,70歳~74歳)により異なります。

 以下のHPで,ご自身の自己負担限度額をご確認下さい。

高額な医療費を支払ったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)

  なお,75歳以上の後期高齢者については,保険者が後期高齢者医療広域連合に自動的に移行しますが,自己負担限度額は,70歳~74歳と同様になります。

高額療養費制度の対象となる医療費,ならない医療費

<なる>健康保険が適用された,つまり,3割負担ですんだ医療費

<ならない>差額ベッド代,その他の諸費用や自由診療の医療費

 

【参考】

 要介護・要支援の認定を受けると,それぞれ居宅サービスの利用について,月額の支給限度基準額が決まります。利用者は原則費用(食糧費・住居費等を除く)の1割を負担(所得により,2割・3割負担あり)します。支給限度基準額を超えた分は,全額自己負担となります。ただし,介護保険の自己負担額が一定額を超えると,超えた金額が高額介護サービス費として後から払戻しを受けることができます。

 また,同じ医療保険制度に加入している世帯員の医療保険介護保険の自己負担額の年間合計額(8月1日~翌年7月31日までの1年間)が自己負担限度額を超える場合は,超えた額が負担額の比率に応じて,介護保険からは高額医療合算介護サービス費として支給されます。

 

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

 

明年もよろしくお願い申し上げます。

 

人生,二度目の入院(5)あるとすれば「学び」はここ?

会話とはそれほど難しいものでしょうか?

あいさつなら,可能でしょうか?

 

 コミュニケーション能力という言葉が出現してから,久しい。「能力」として身に付けようとすることが,反って,その能力そのものを阻害することになってしまいそう。

 

 視覚障がいの方が駅のホームから転落して死亡したとのニュースが先日もありました。ホームドアの設置が予定されていた駅であったと。転落事故について調べると,2010年(平成22年)からの統計しかありませんでした。そして,議論はハード面での解決を目指すもののようでした。

 白杖を持っていらっしゃる方にお声掛けすることや,視覚障がい者が自ら声を上げることで危険を回避することは,一緒に社会生活を営む上で当然のこと,あいさつのようなものだと私は思います。

 

 以前,新宿西口で,白杖を持った婦人が歩道から車道に突き進んでいくのを,2・3人が止めに入って歩道へ戻した。そこはちょうど私が歩いている目の前だった。どこへ行きたいのですかと聞くと,南口で友人に会うということだった。デパートを通るその通路は学生時代にはよく使ったが最近は通ったことがなかった。急いではいないので,一緒に行きましょうと言って,南口まで行った。

 

 点字ブロックやホームドアの設置,盲導犬で終わるのではなく,悲しい事故が起きないように一緒に安全な社会生活を送りたいものです。

 

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人生,二度目の入院(4)あるとすれば「学び」はここ?

  全身麻酔の所為か,身体がだるく,それがとても不快だった。また,傷口などの痛みより,右肩に強い違和感を覚え,ストレッチを繰り返した。

 私がいるのは,9階の南側に向いた4人部屋で左奥。右奥の方は退院した直後に私が入室したことが後でわかった。

 

入院第2日目

 それにしても,静かだ。消化器外科の術後の病室だから,コロナで面会ができないから。

 尿カテーテルがとれて,歩いて洗面台やトイレを利用した。同じ病室の左手前の方とは,すれ違ったときに挨拶をした。右手前の方は,術後の状態が芳しくないようで,常にカーテンが。

 フロアを歩いてみた。ある個室の前では,テレビの音がした。ある病室では患者と看護師との会話は聞こえた。談話室に3人ほどいたが,患者同士の会話はなかった。

 

 私は十数年前,埼玉県の日光街道が通る煎餅で有名な街の市立病院に,蜂窩織炎で2週間ほど入院した。整形外科の6人部屋であった。期間が長かったからか,同室者といろいろ話をしたような記憶が……。

 

 それ以前に,知人が骨折して整形外科に入院し,お見舞いに行ったときには6人部屋の中で,まず同室者の皆さんに紹介されてから,病室に入ったような。知人と話をしている最中に,同室者同士の会話が途切れることがなかったような記憶が……。

 

 それらの会話のほとんどは,他愛もないことかもしれない。極論すれば,どうでもいい話。

 その様子を仕事上の先輩に話すと,その先輩は私に

「どうでもいい話ができない人に,大切な話はできないもんだよ」

と言った。

 私はそのことばの意味を大切にして仕事に励んだ。

 

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人生,二度目の入院(3)「学び」がなく,申し訳ありません🙇

 手術が終わったのであろう,ベッドの上の私は移動していて,エレベータに乗った。気がついたら病室の入口で,そこから入って……。

 妻の声で目が覚めた。これが入っていたってと,今は見ることがないフィルムを入れるケースに入った「胆石」を見せてくれた,「珍しい」色と形と付け加えながら。

 初めて見る私には,何が珍しいのかわからなかったが,それを確かめることができなかった。

 そして,靴はここに,これはここ……,ウンと言ったような。

 気がつくと,看護師が何かをしている,そんなことが何度かあったような。

持ってきたよ,という妻の声で目が覚めた。入院に必要な物品を我が家から持ってきたようだ。

 少しは居れるけど,コロナだから原則面会できない,病室に入れるのは入退院時だけということだった。

 私の胆石が「珍しい」ことについて,尋ねた。執刀医から聞いたことをまとめると,次のとおり。

 まず形がしっかりしていること,また形があっても色が褐色っぽくない。石を取り出したとき,スタッフから歓声が起こった。それを聞いた何人かの医師が,現物が見たいといってやって来たほど。

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コロナで疲弊した方(法人も)を救済するための経済対策は誰のため?

 

 数兆円から数十兆円が補正予算予備費に盛り込まれると,コロナ対策により影響を受けた事業主のための経済対策の本気度は高いようにも見えます。

 

ところが,持続化給付金・家賃支援給付金・休業要請協力金で,事業主に届くのは数十万円から百万円単位の額。それも申請しなければ給付されません。それらの給付金は,残念ながら,本来の利益には遠く及ばないのが実情です。

そうだとすれば,遅かれ早かれ事業からの撤退や倒産,閉店が生じ,そこで働いていた方もその職を失うことに。

 

一方,「Go to」に象徴されるキャンペーンの受託会社には『億』単位の契約金が支払われています。その額は,減益・減収を補うものとは言えないまでも,本来,それがなくても倒産の憂き目に遭うことがない規模の法人です。

 

結局,いつまで続くかわからないコロナ蔓延中,そしてその後には,資本力のない事業主が淘汰され,そうでない事業主だけが生き残ることになるでしょう。

 

『付記』

 12月28日から1月11日まで,Go toトラベルが全国的に一時停止に。そして,キャンセルには料金の35%から50%の補助に。

 原資は,税金か国債発行で得たお金!

 

 年末年始はいつも予約で一杯だから,Go toトラベル目当てのお客がキャンセルしてもすぐに埋まるのかもしれません。もし,そこに50%の補助が加わることになれば?

 下衆の勘繰りに過ぎなければいいのですが!

【補】

50%の補助は,旅行会社を通しての予約の場合,旅行会社と宿との折半(割合は不明)だそうです。

 

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(ちょっと一休み・コロナに隠れた)75歳以上の医療費負担は高齢者のみの問題?(2)明日は我が身か!

【続き】

この問題は,後期高齢者だけの問題のように思われるかもしれませんが,実はそうではありません。その点を指摘します。

*税務の所得額の捕捉の問題については,触れません。

その1

 当然,後者より前者の方の対象者が多いのですが,この「当然」が問題なのです。対象者は,前者は約520万人(上位20%),後者は約200万人(同31%)です(厚労省)。

 この%の分母の数は不明なのですが,170万円と240万円の間に少なくとも320万人がいます。その方々は月14万余円~20万円で暮らしているという現実です。固定費等を考慮すると,その生活はよく言えば「慎ましい」,悪く言えば「貧しい」ものでしょう。

 

その2

 今問題となっている後期高齢者,いわゆる団塊の世代とはどのような方だったか?敗戦後の昭和20年代に生まれ,おそらく物心がついたころの記憶の一つに「空腹」が多くの方にあったことでしょう。学校の教育環境は悪く,最後の集団就職の年代,大学には学生運動の嵐が……。バブル崩壊までの高度経済成長の最後の担い手だった方々です。

 そのような方の医療費を,若い世代の健康保険料の増加を抑制するため,国の財政圧迫を回避するために,年金以外に所得がないと思われる方の医療費負担を1割から2割に変更することに賛成できません。税金を近づく選挙のために補助金・支援金等の名目で給付するよりも,老後の生活における経済的不安を少しでも軽減することこそ,経済が回ることになると考えます。

 

その3

 後期高齢者の医療費負担を2割にすることは,一見,受益者負担として理にかなっているようです。

 しかしながら,年金以外に収入がない後期高齢者の自己負担が重くなることは,医療機関での診療・通院を抑制することになることは明らかです。それは,重病になってから,医療機関を受診することになり,高い医療点数にならざるを得ません。したがって,2割になったとしても,後期高齢者医療制度の拠出金等による支援は,今以上に必要になることはあっても,支援を抑えることにはならないでしょう。そして,「貧しい」後期高齢者は,いっそう貧しくなってしまうのです。

 

その4

 今日(こんにち),このような負担増の話題には事欠かないのが実情です。その理由は,医療保険を含む社会保険制度が,高い経済成長を大前提に構築されたものだからです。その大前提が崩れてから久しいにも拘わらず,「自助」「共助」云々とのたまう方もいらっしゃいますが,時代錯誤も甚だしいとしか言いようがありません。今は,誰かが倒れてしまったら共倒れになる時代です。それこそ,「公助」が必要な時代なのです。

 バブル崩壊後に,どの政治家?も手を付けず,手を拱いて見過ごされてきた『大前提』がこのまま見過ごされてしまっていいものでしょうか。

 ここで話題としているのは後期高齢者の医療費負担増で,その目的は「若い世代の負担を軽減するため」でした。しかしながら,

「若い世代」の方々も,やがては「後期高齢者」になり,

同じ目的のために負担増を求められる

ことになることでしょう。そして,その時の年金額は現在に比べ実質的に目減りしている可能性も。いや,このままでは年金制度自体が崩壊?している可能性も。

 

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(ちょっと一休み・コロナに隠れた)75歳以上の医療費負担は後期高齢者のみの問題?(1)明日は我が身か!

本末転倒【付録】からスタート *こんな構成は最後にしたいのですが……。

 12月9日夜?年収200万円以上の方が2割負担となるとの報道がありました。試算によりますと,上位30%にあたる370万人が該当するようです。   

 つまり,70%,1270万人が年収200万円未満ということです。1270万人の後期高齢者がひと月16万6666円未満で生活することに,何ら問題を見い出すことのない政治・報道に,愕然とします。

 

【本題】

原則75歳になるとすべての方が,後期高齢者医療制度に自動的に移行します。その運営主体は都道府県単位の後期高齢者医療広域連合です。なお,1815万人の後期高齢者のうち,7%の方が3割負担(年収383万円以上)。

 現在,後期高齢者の医療費負担は,1割です。そして,現役世代の健康保険料がここ10年で10万円の負担増(労使折半なので実質5万円)になっています。そのお金は拠出金という名目で,その約6割が後期高齢者医療制度を支えるために使われています。つまり,後期高齢者の医療を支えているのは,現役世代という構図です。

 また,これとは別に黒字だった健康保険組合の収益が悪化して4割が赤字に,解散する組合も増加。解散すると「協会けんぽ全国健康保険協会)」に加入することになりますが,「協会けんぽ」も経営が苦しく,税金など国庫から支援していますが,その額が年々増加。それがまた,国の財政悪化に。

 そこで,現役世代の負担軽減を目的として,団塊の世代?が後期高齢者に該当し始める2022年10月から,一定の年間所得がある75歳以上の後期高齢者の医療費負担を現行の1割から2割に。2割を負担する年間の所得額(単身世帯で年金収入のみ)の分岐点を,170万円以上にするのか,240万円以上にするのか,という問題です。

(2)に続く

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>

 

 

人生,二度目の入院(2)「学び」がなく,申し訳ありません🙇

 私は,自宅のすぐそばにあって,9月に逆流性食道炎と診断した病院に搬送された。当直医は,上腹部のエコーをした後,痛みを解消すべく,点滴をした。私の症状から,病名に疑問を持ったようだったが,そこではすぐに必要な検査ができないため,場合によっては手術が必要かもしれないと思い,新たに検査かつ手術が可能な病院を探し始め,そこへ転送する手はずを整えた。そのころになって,ようやく私は激痛から解放されてきた。

 転送先は,市立病院だった。私は,ER(救急外来)で必要な検査を受け,急性胆嚢炎という病名を告げられ,手術を勧められた。胆石が悪さをしていたのである。

 

 2年前から人間ドックで,胆石が見つかっていた。そのことは最初に受診(A医師)した9月にも話した。しかしながら,生かされなかった。逆流性食道炎に効果が認められる薬を服用しながら,同様の発症があることを,二度目の受診(初診とは別のB医師で,A医師をA教授と呼んだ)の際にも告げたにも拘わらず,見過ごされてしまった。

 

 手術の説明を受けるとともに,今スタッフが揃っているのですぐに手術ができ,順調なら月曜日には退院できるということだった。私はいつやってくる激痛から短期間に解放されるなら受けようと決めた。妻に同意を求めると,即,頷いた。すぐに話はまとまり,その手続等をした。

 腹腔鏡下胆嚢摘出術で,切ったりするものではないとはいえ,多少不安を覚えたものの,あれこれ考える暇もなく,ストレッチャーでオペ室へ。担当スタッフと挨拶を交わし,手術台に移され,無影灯の下に。音楽の話をしたが……。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>