巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

口が裂けても言えない!

 どこかの総理大臣の息子さんが,監督官庁の役人を接待し,便宜を図ってもらおうとした?ことが問題になっています。もしかすると,すでに何らかの便宜を図ってもらったのかも?

 

 TVの報道で,国会議員が総務大臣?に他の事業者に影響が出ているのではないかという質問をすると,総務大臣は?影響等があったという話は聞いていない旨の答弁をしていました。

 

 どこかの事業者が影響を受けていたとしても,それで「影響を受けた」と言えるでしょうか?

 

 もし「影響を受けた」と言ったら,どうなるでなるでしょう?

 総理大臣の息子さんが接待で勝ち取った事業内容に対して,「影響を受けた」と言うことができる事業者があるでしょうか?

 「影響を受けた」と言えば,息子さんが勤める事業者に便宜を図ったことが明らかになり,金額が少ないものの贈収賄そのものに……。そして,監督官庁である総務省に批判が……,窮地に追い込まれることでしょう。

 

 しかしながら,そんな事業者が現れることは決してありません。

 

「影響を受けた」と手を挙げた事業者は,総務省総務大臣であったことがある総理大臣からどんな仕打ちを受けるのでしょうか?放送関連事業は,継続してナンボという世界です。そして,その事業者が存続する限り総務省の監督が続くことになります。

 

そうだとすれば,「影響を受けた」とは

口が裂けても言えない

のです。

 

 とはいっても,「影響を受けた」と言えない事業者を責めることはできないでしょう。なぜなら,その事業者も被害者にほかならないからです。

 

 総理大臣が,以前,総務大臣に就任したときに,息子さんを大臣秘書官に任命したことが今回のような出来事を生んでしまったと考えているのは,私だけではないでしょう。

 

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