巷(ちまた)の学校blog

学校等では教わらなかったことを学び,賢い市民生活(家庭,仕事など)を営むためのブログです。ビジネスにも役立つかも。時には,就職や小論文にも言及。

50代,いますぐ「べき」思考は捨てよう

 以下は,ESSEonline編集部提供記事のほぼほぼコピペです。最後に≪私感≫を付け加えました。

 「こうあるべき」「こうするのが当たりまえ」という考え方「べき思考」。家族のための生活が続き,いつのまにか思考回路は一方通行…。常識や一般論で,自分自身を見失っていませんか? 

 トップブロガーであり,『新しい幸せの始め方』(KADOKAWA)を出版した中道あんさんに,50代からの「自分らしく生きるための術」について,お話を伺いました。

自己犠牲を払うのはもう終わり。50代,殻を割るための行動

 50代の女性の傾向として強いのが「べき思考」や「自己犠牲」だと語る中道さん。人生100年時代,これからの人生を自分らしく生きていくためには,常識にとらわれたり,だれかのために我慢する精神は今すぐ捨てるべきだといいます。そうはいっても,なにから始めたらいいのか…。どう変えていけばいいのでしょうか?

  • 常識や一般論で見えなくなる自分自身

 50代の女性がつい口走ってしまいがちなのが,「普通はこうだよね」「やるべきだよね」という言葉。ここで問いたいのが,「その“普通”って,本当にあなたがそう思っているの?」ということです。

 「年齢を重ねるにつれて,思考はどんどんかたまってきますよね。『息子が結婚したらこうあるべき』とか『副菜はたくさんつくらなきゃいけない』とか。それが,一歩踏み出すことへの邪魔をしていと思うんです。常識で生きていくと,自分がどうしたいかよりも一般論を考えがちです。それって自分の意見ではなくて,他人の意見によって生きていくということに」

 そんなことをずっと続けていくと,自分のやりたいことがわからなくなるといいます。将来子どもが巣立って,仮に夫にも先立たれたら,「私,いったいどうしたらいいの?」という状況に…。

 「自分で決めて生きることを習慣づけていたら,『こんなときはこうしたい』としっかり自分の意思が持てる。孤独感や寂しいといった感情もさほど気にならなくなります」

 だからこそ,「べき思考」や「自己犠牲」から自分を解き放つことが大切。一般的にいわれる「普通」は,本当の自分の価値観かどうか,今一度,考えてみるといいかもしれません。

  • 自分の価値観を見つけるためには?

ファーストステップは,「ふと思ったことを,言い訳をせずにやってみる」ことだそう。好きなことをやっている時間はだれだって楽しいはず。自分でなにをやると楽しいかがわかっているとラクですが,家族中心の生活で,「自分の好きなことがわからない」という人も多いと思います。

「楽しいことがわからない場合は,幼い頃の自分を思い出してみてください。空き箱ひとつあれば,おもちゃにできる発想力があったし,楽しめましたよね。花が好き,本が好き,メイクやおしゃれに興味があるなど,自分の好きなことってなにかしら絶対あると思います」

中道さんは,どんな方法で「べき思考」や「自己犠牲」を捨て,自分の価値観にたどり着いたのでしょうか。日常の些細なことでも,すぐに始められることを聞いてみました。

 ・1日1食,自分の好きな一品を献立に入れる

日々のごはんづくりが,いつの間にか「家族のため,子どものため」になっていませんか? 家族に出して,残ったものを食べるなんて,知らず知らずのうちに自分を犠牲にしています。まずは,自分の好きな一品を出してみましょう。

・自分だけのおやつを買う

例えば,お店でおいしそうなケーキを見つけても,「自分だけ食べるのは家族に申し訳ない。家族分買うと高いし,今度にしよう」と我慢していませんか? そんなときは,遠慮せずに1人分のケーキを買って食べる! 昼間に至福の時間を過ごしてみてください。

 ・お金は使うときには使う!

子どもを預けて自分のために時間を使ってみるのも有効です。「シッターさんに頼むと高額だから…」と諦めないこと! 自分の心の安定も大切です。必要な投資はしちゃってもいい!

・1日15分,散歩に出かける

好きなことや自分自身のことを考えたりするのって,リビングなど人の気配がする場所ではなかなかできないもの。そんなとき,少し冷静になれる散歩はおすすめです。気分転換にもなりますし,なにより静か! イライラや日常のストレスを洗い流す,リフレッシュするために歩いてみましょう。体を動かしながらただひたすら歩いていると,俯瞰で見ることができ,新たな気づきや発見がしやすくなります。

  • どんどん「自分ファースト」になろう

 自分を犠牲にせず,食べたいものを食べるとか,近所に観光に行ってみるとか,映画を1人で観てみるとか。ちょっとしたプチ贅沢をやってみて,なにが好きかを自分で感じてみるのはとても大切なことです。

 「『自分ファースト』でいいと,50代の女性には言いたいです。好きなものを見つけるまでに時間はかかるかもしれない。でも大丈夫。焦らず見つめ直してみてください」

 こういったことを習慣づけていると,いざ子どもが巣立って50代からの人生を楽しもうというときに,足踏みせずにスッと入っていけると中道さん。子育て中から少しずつ「自分探し」を取り入れて,準備していきたいですね。

≪「べき」「自己犠牲」でも,借りものではなく自ら考えた行動なら……。中道さんのお話は,それぞれはいい内容でしたが,感性と論理性がごちゃ混ぜになっているような気がしました。50代だけでなくいつの年代でも,男女の区別もなく「普通」が自ら達したそれでありたいと思うのは私だけでしょうか?人生は楽しむためにというより(できればそうありたいのですが),後から楽しみがついてくるような気がしてなりません≫

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>