誰もが感染の可能性があることから,ウイルスは平等と言えます。
しかしながら,感染が疑われる濃厚接触者のPCR検査については,どうだったでしょうか?
コロナ対応の政府関係者がその重要性ゆえに,間髪を入れずPCR検査を受けることができたことは納得するとしても(異を唱える方もいらっしゃるでしょうが),そうでない単に政府高官自身とそのご家族,政治家自身とそのご家族については,知る術(すべ)がありません。
志村けんさんや岡江久美子さんは,残念ながら故人となってしまいましたが,単に持病だけがその死の誘因とすれば,悔やまれてなりません。
日本には,高等?国民なるものが存在するのかもしれません。
補正予算(一次,二次)と成立し,持続化給付金等が申請により給付されることになりました。
「スピード感をもって」「必要なところ(家族経営など資金繰りに苦慮,資金が枯渇)」にという掛け声とは裏腹に,スピード感はなく,必要なところには行き渡っていないようである。
給付は申請の6割超に達しているとの政府発表に対し,申請に4割の不備があるとの報道。まるで,スピード感がない原因は申請者にあるよう!
なんと,申請に不備があるとの指摘が,申請から2週間後に申請者に届くという
スピード感!
不備のない申請者とは?
事務に長けた方がいらっしゃる企業であることは,想像に難くありません。
それに引き換え,そのような方がいらっしゃらない企業とは?
法人とは名ばかりの会社,ほとんど家業として事業を営んでいる方や,個人事業主・フリーランスの方でしょう。
このような方の申請をサポートする制度もできましたが,経済活動の再開となった現在,新たに時間を要することになってしまうので,そのサポートを利用することすら難しくなったのではないでしょうか?
このようなことから,新型コロナウイルスは,少なくとも
小企業において,経済活動からの離脱という新たな分断
を生んだようです。
お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>