ちょっと前の流行した・忖度
語彙よりもその実質をみると
あるお偉い方の発言から,これはまずいと取り巻き連中が,文書の改竄や破棄をする。
そこには法的根拠はもちろん,要請すらないが,慮(おもんばか)っての行動が。
今盛んにお偉い方から要請なるものが!要請の中身は自粛である。
語彙よりもその実質をみると,
ウイルスの感染が止まらない,目に見えないものだから,みんな考えてよ。行動を控えてくれない。
そこには法的根拠はないが,要請である,民(たみ)に慮って行動することの。
忖度と自粛の意外な共通点(かなりの暴論かも)
忖度をする側,される側のいずれにも,そこに責任の有無を論ずることは難しいことかもしれない。無責任の究極ではないかとも。忖度が,民主主義社会において存在すること自体,民主主義という仮面を被(かぶ)った,王制国家かも。「裸の王様」の話は,その時代の象徴。
上意下達式の企業ならまだしも,今日それらも一歩間違えば,パワハラに。
それでは,本的根拠もなく自粛を要請する側に,売上げ減少などの責任を問うことができるであろうか?答えは,否である。要請には,答える方もそうでない方もいるから。無責任,この上ないと言えよう。
『無責任』という仕組みが作り上げた業(わざ),忖度・自粛
欧米の先進国?の首脳による,国民に対する緊急措置に,少なくとも「要請や自粛」という訳語は出ていないようです。
結局,経済的に少しは世界的に影響力を有する日本は,国際的な評価というものがあるとすれば,それ以上でもそれ以下でもない。
敢えて言うならば,不思議な国!
明治維新・敗戦を通じてなされてきた民主化?前者は,幕府を打倒しての王制の復活にすぎず?後者は,USのお陰?
国民の力でなすことをせず,常に為政者任せにしてきたことの大きなツケかもしれません。民主化につながる制度はあっても,中身は自国民によることしかできない!
為政者は賢い。為政者は教育によって,「お上(かみ)は正しい」と心身ともに刷り込まれてしまう?だから,忖度・自粛なる不可解を実現できる。教育とは実に恐ろしい。
だからこそ,賢い市民になりましょうね!
お読みいただき,有り難うございました<(_ _)>