ある中学校の卒業式での答辞
東日本大震災の影響で,ある中学校の卒業式が延期されたが,幸いにも津波被害を免れた中学校の体育館で挙行された。
「あまりにも厳しい試練を」与えられた旨の答辞があった。
あの時の試練から学んだものは?
沢山あったはずなのに,残念ながら!
国民の一部かもしれないが,有志によって細々ではあるが,脈々と受け継がれているものがある。それは,誇るべきものであろう。
しかしながら,政府は?
「阪神淡路」では,個人の財産に対する援助がなかったにも拘わらず,経済的には復興と呼べる域まで,比較的短期間で達したといえのではないか?(もちろん,地域で生活する方々の多大な犠牲の上に成し遂げられたであろうし,また,その心の痛手は癒えることはないだろう)
復興五輪?
「復興」に違和感を覚えるのは,私だけでないではないであろう。
そうであるなら,経済面に限ってならとしても,やはり同様であろう。
経済的復興の切り札は?
震災や自然災害は,地元経済に壊滅的打撃をもたらす。
そうだとすれば,切り札は,政府保証である。返済の延期や利子補給では,足りない。もし,政府がこの機会に中小企業の淘汰を目論んでいるのであれば,納得できるが。
政府保証があれば,その効果は絶大であろう。
*原発の問題は,別の機会に
試練の地域は,確実に広がっている!
新型コロナウイルスの感染はほぼ全国!
いまこそ,切り札を行使すべきではないか?中小企業に政府保証を
今検討されているであろう,消費税5%や還元の延長よりは,より早く経済的に「復興」できるであろう。
マスクがない?!のは国際化の落とし穴?
国際化が進んだからといっても,食物,生活必需品,医療介護用品を他国にすべて依存するようになっては,国民不在の国際化・政治の誹りを免れない。
一定量を確保するために,税金を補助金とすることに,異を唱える国民はいないであろう。
「試練」から学んだことの一端を記しました。
読んでいただき,ありがとうございました_(._.)_